もう少しでインターハイが始まりますね!みなさん怪我などせず本番に向けて調整は大丈夫ですか?今回はスポーツ障害の話でシンスプリントについてお話していきます。シンスプリントとはふくらはぎにあるヒラメ筋などの付着部となる骨膜への過剰な負荷が原因となります。さまざまな要因が重なると、脛骨骨膜に過剰な負荷がかかり炎症を起こすために腫れや痛みが生じます。
シンスプリントになりやすい人は運動量や質の急激な変化による身体のオーバーユース(使いすぎ)やその疲労が蓄積している人、クッション性の悪いシューズの使用や固いグラウンドなどの運動環境、扁平足や回内足などの足の形態異常などが挙げられます。
症状として初期症状は運動後にズーンとする鈍痛を感じるだけですが徐々に運動中も痛みを感じるようになります。進行すると、安静にしているときにも痛むようになり、次第に歩行困難になります。痛みの箇所はスネの下から1/3蔵の内側に痛みや腫れがあり押すと痛みを有します。痛みや腫れを放置したままスポーツを続けると重症化して疲労骨折となり、しばらくの間は運動禁止となる可能性もあります。
一般的な治療法は初期症状のものは2週間の安静で改善します。痛みや腫れが出てきている場合は運動量の軽減や足周りのストレッチ、足関節周りや足の裏の筋力強化、運動前後のアイシングなどを指導していきます。天命堂やまだ接骨院も同様なことは行い、それ以外にテーピングによる患部の痛み軽減、筋肉の緊張の緩和による痛みの軽減を行なっております。気になる方、興味がある方ご連絡お待ちしております。大事な大会前に怪我や痛みを放置して来年の大会にも影響するとか嫌ですよね?練習で追い込めるのも自分、痛みに気づくのも自分です。お身体を大事に!
柔道整復師
天命堂やまだ接骨院 副院長 やまだ ひろあき
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